山川出版社「ナビゲーター世界史B」でアフリカ・南北アメリカ・オセアニア史を学べる巻はどれ?

世界史

山川出版社の「ナビゲーター世界史B」は、世界史の流れを理解するために多くの受験生に利用されている参考書です。しかし、全4巻構成のため、特定の地域史を確認したい場合に「どの巻に掲載されているのか分からない」と感じることがあります。

特に紀元前からのアフリカ史、南北アメリカ史、オセアニア史は、ヨーロッパ史や中国史と比べて高校世界史では扱いが分散しているため、探しにくい分野です。ここでは「ナビゲーター世界史B」の巻構成と、これらの地域史が収録されている場所について整理します。

「ナビゲーター世界史B」の基本的な巻構成

山川出版社の「ナビゲーター世界史B」は、世界史を時代の流れに沿って学習できるように分冊されています。大きく分けると、古代から現代までの世界の歴史を複数巻に分けて解説しています。

一般的な構成では、前半の巻で古代・中世を扱い、後半の巻で近世・近代・現代を扱う流れになっています。そのため、地域史も一つの巻に完全にまとまっているわけではありません。

例えばアフリカ史の場合、古代文明からイスラーム化、ヨーロッパによる植民地化、独立まで時代ごとに関連する章へ配置されています。

紀元前からのアフリカ史が掲載されている巻

アフリカ史を紀元前から確認したい場合は、主に古代史を扱う巻を確認する必要があります。ナイル川流域の古代エジプト文明や北アフリカの地中海世界との関係などが、この時代の世界史の流れの中で説明されています。

さらに中世以降のアフリカについては、イスラーム世界の拡大や交易、アフリカ諸王国、奴隷貿易、ヨーロッパ列強による植民地化などのテーマとして、後の巻にも登場します。

つまり、アフリカ史は一冊に集中しているのではなく、古代部分は前半巻、中世以降は時代に対応した巻で確認する形になります。

南北アメリカ史を扱う巻について

南北アメリカ史は、主に近世以降の世界史で重要な位置を占めます。アメリカ大陸の先住文明であるマヤ文明、アステカ文明、インカ帝国などは古代・中世の地域史として前半の巻で扱われます。

一方で、大航海時代以降のアメリカ史は、ヨーロッパの海外進出、植民地形成、アメリカ独立、ラテンアメリカ諸国の独立などと関連して後半の巻に掲載されています。

例えばアメリカ独立戦争やフランス革命との関連、19世紀以降の南北アメリカの発展などは、近代史を扱う巻で確認すると理解しやすくなります。

オセアニア史の掲載場所

オセアニア史は高校世界史では扱われる量が比較的少ない地域ですが、「ナビゲーター世界史B」でも世界史の流れの中で説明されています。

主な内容は、オーストラリア先住民であるアボリジニ、ポリネシアなど太平洋地域の文化、大航海時代以降のヨーロッパ勢力の進出、オーストラリアやニュージーランドの植民地化などです。

そのため、オセアニア史を探す場合は、近世以降の世界の一体化や帝国主義を扱う巻を確認すると見つけやすくなります。

地域史を効率よく探す方法

「ナビゲーター世界史B」で特定地域を学習する場合、巻数だけで探すよりも索引や目次を活用する方が効率的です。世界史は地域ごとではなく、時代やテーマごとに説明されることが多いためです。

例えば「アフリカ史を全部覚えたい」という場合でも、古代エジプト、中世イスラーム圏、近代植民地支配、現代アフリカ諸国というように分けて学習すると、世界史全体の流れと結びつきます。

南北アメリカやオセアニアについても、単独の地域史としてではなく、世界の交流や帝国主義、国際関係の変化として読むことで理解が深まります。

まとめ

山川出版社の「ナビゲーター世界史B」では、アフリカ史・南北アメリカ史・オセアニア史は一つの巻にすべて収録されているわけではありません。

紀元前の地域史は古代を扱う前半巻、大航海時代以降の植民地化や近代国家形成については近世・近代を扱う後半巻で確認する構成になっています。

特定地域を詳しく学ぶ場合は、目次や索引を使いながら時代ごとに追うことで、「ナビゲーター世界史B」の内容を最大限活用できます。

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